歴史

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現代(20世紀~現代)

1931年頃、フランス人化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセは実験中の事故でやけどを負ってしまいます。
とっさに目の前にあったラベンダーの精油をかけたところ、みるみる回復したそうです。その体験をもとに、アロマ(芳香)とテラピー(療法)をあわせた、「アロマテラピー」と言う言葉を造語したのが、「アロマテラピー」と言う言葉の始まりです。

言葉の誕生と共に精油はどんどん応用されていき、1964年フランス軍医だったジャン・バルネ博士が、「Aromatherapie」を発表。軍医として負傷者たちに精油を使った治療を施し、大きな成果を出して、この書物でその精油の効能を広く伝えています。
そしてマルグリット・モーリーが精油をキャリアオイルで希釈してマッサージするという方法を示し、1961年に「the Secret of Life and Youth」を出版。イギリスにおけるホリスティック・アロマテラピーのきっかけとなります。その後シャーリー・プライスやロバート・ティスランドなどがアロマテラピースクールを開校して、多くの専門家を輩出。そして現在のように広まっていきました。
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中世(11世紀~16世紀頃)

11世紀初頭、イブン・シーナという哲学者が、精油の蒸留法を確立して治療に応用し、現在のアロマテラピーの原型を築いています。著書の「医学典範(カノン)」は17世紀頃まで西欧の医科大学の教科書に使われていた程です。

中世ヨーロッパでは協会や修道院を中心に薬草医学が発達しました。また、十字軍の遠征で多くの人が東西を行き交うようになり、ハーブ、薬草、アラビアの医学、精油蒸留法などがヨーロッパに伝わりました。

また、この頃の出来事として、「ハンガリー王妃の水」というエピソードがあります。

手足が痛む病気を患っていた王妃が、ローズマリーを含んだ痛み止め薬を使用すると、症状が軽くなっただけではなく、70歳を超えていたにもかかわらず、隣国の王子から求婚されたという話。

それ以後この薬は「若返りの水」と呼ばれて、その効能が語り継がれているそうです。

こんな時代を経て

16世紀になると、薬草を使って治療を行うハーバリストたちが活躍するようになり、植物学や医学はさらに発展していきます。

古代(紀元前3000年~90年頃)

アロマテラピーという言葉がうまれたのは20世紀初頭の頃ですが、香りの効能を取り入れるという事自体は今から5000年も前にすでに始まっていたと言われています。

紀元前3000年頃、すでに古代文明が起こっていたエジプトでは、ミイラづくりの際に防腐効果のある植物を使用していました。また宗教儀式でも香りをたく習慣がすでにあり、クレオパトラがバラの花を入浴や香水につかったちう話はとても有名ですね。

ローマ時代には、薬物を研究し600種もの植物を掲載した
「マテリア・メディカ(薬物誌)」も発表されました。

また、77年には大自然の生態を記した「博物誌」も記され、今も読み継がれています。

これらは植物が医療にとって大切な存在だった事を示しています。
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